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トヨタ純正ナビのメモリ地点にオービス登録 まとめ
トヨタ純正ナビのメモリ地点にオービス登録の記事が、複数になってきたのでここで纏めることにしました。

トヨタ純正ナビのメモリ地点にオービスデータを登録する方法です。
SDカードにメモリ地点の保存が可能なモデルであれば可能な確率は高いですが、稀に登録出来ない機種があります。
※ナビ側の操作については触れませんのでマニュアルを参照してください。

まずSDカードにナビに設定しているメモリ地点を保存してください。
※この時点でナビ側のメモリ地点は、全て抹消されましたので
万一の為に別にバックアップも取っておきましょう。

次にSDカードをPCに繋いで保存されたメモリ地点のファイル「MPT.BIN」をPCにコピーしてください。

ahopaparaさんのHPからmptutilとpmf2mptutil.awkをDLしてください。
(当ツールはahopaparaさんのツールを利用することで動作します)
ahopaparaさんのHP

gawk win32もDLします。
gawk win32

パナ形式のオービスデータは、ネットを検索して探してください。

ナビポイントファイル変換ツールVer2.5(当サイトのツール)

以上がオービスデータ作成に必要なファイルとなります。

適当なフォルダを作成し、DLしたファイルを全て入れます。
(作業は全て同一のフォルダで行います)
全部同じフォルダに入れたらpmftobin.exeを実行してください。

pmftobin画面1

画面に書いてある通り、処理1~処理4まで順番に進んでいけば
トヨタナビのメモリ地点ファイルが完成します。
今現在のナビのメモリ地点が、全て消えてもいいのであれば、処理1は飛ばしても結構です。

処理1.
実行するとMPT.BINファイルをmptutil形式のファイルに変換します。
無事変換されれば処理1は終了です。
※Ver2.3で追加された「出力PDタイプ」は、通常変更の必要はありません。
測地系を独自に変更したい方のみ変更してください。


処理2.
パナソニックナビ形式のファイルをmptutil形式のファイルに変換します。
特にこだわりが無ければ「オリジナルawkの作成」は飛ばして実行で結構です。
実行をクリックしパナソニックナビ形式のファイルを選択すれば
awkのルールに則りmptutil形式に変換されます。
拡張子がpmfからtxtに変わって出力されたファイルがmptutil形式となります。
(拡張子以外の名前は変更されません)
必要な数だけpmfから変換してください。
処理3にて変換したファイルを使用しますので、ファイル名は覚えておいてください。

※処理2の変換時点でアイコンや音声を変更したい場合、処理2の変換実行前に
「オリジナルawkの作成」をクリックします。
処理2の変換はpmf2mptutill.awkのルールに則り変換されます。

(処理3で行単位での変更も可能ですが、大量のデータを変更したい場合、操作もその分必要になりますので、この時点で一括変換しておくと楽です)
すると以下の画面が表示されますので、お好みに設定してオリジナルawkファイルを出力します。
AWK作成

「方向ありの設定」とは方向性のメモリ地点として登録されているデータに対して有効です。
(特定の方向からのみメモリ地点に近づいた際に音声が鳴るメモリ地点です)

「方向なしの設定」とは通常の音声ありメモリ地点として登録されているデータに対して有効です。
(どの方角から近付いても音声が鳴るメモリ地点です)

「共通の設定」では「登録名」「登録名接頭語」「付近名」を設定します。
「登録名」はトヨタナビの登録名に、パナ形式のどの部分を使用するかを設定します。
「登録名接頭語」は登録名を作成する際に、名前の前に入れたい文字を指定します。
特に何も指定しない場合は、空白で構いません。
例:登録名に付近名、接頭語にOBSを指定した場合は
トヨタの登録名は「OBS○○高速○○付近」のようになります。

「付近名」はトヨタの付近名に、パナ形式のどの部分を使用するかを設定します。

以上の設定が終わったら「pmf2mptutil.awkの出力」をクリックすれば、オリジナルのawkが出力されます。

処理3.
処理1、処理2にて、それぞれ出来上がったmptutil形式のファイルを、既にマージしている場合、処理3は飛ばして結構です。
ツールを使用して複数のファイルをマージしたり、追加、削除、編集を行う場合は実行をクリックします。
すると以下の画面が表示されますので、編集作業を行います。
ファイルの編集

それぞれの機能について説明します。

「ファイルの追加」 mptutil形式のファイルからデータを読み取り、編集画面に表示します。
処理1、処理2で作成したファイルは、このボタンで画面上に取り込みます。
この編集画面にファイルをドラッグ&ドロップしてもデータの追加が可能です。
複数ファイルを一気にドラッグ&ドロップもしてもOKです。

※ナビ上のメモリ地点一覧表示では、最初の行ほど下に表示されますので
よく使うメモリ地点を後から取り込み下に置いた方が、ナビメモリ地点の使い勝手は良いと思います。
(後に追加したデータほど、ナビ上では上に来るということです。)

「全件削除」 取り込んだデータを全件削除します。
「選択行削除」 不必要なデータを削除する場合に使用。選択されている行を削除します。
「選択行の編集」 選択行を編集します。(後で詳しく説明します)
編集したいデータをダブルクリックでも、編集画面を開くことが出来ます。
「行の追加」 新しい行を追加します。(設定する項目は編集と同じ内容です)
「Googleマップで開く」 選択行の座標をGoogleマップ上に表示します。(要IE)
「↑上へ」「↓下へ」 選択行を上下させます。
「ファイルの書き込み」 最終的に編集されたデータをmptutil形式で出力します。
(ファイルの書き込み直前にデータNOを1から振り直します)

Ver2.4で追加された機能
データマージ画面にデータ取り込み時の「取込フラグ」項目を追加しました。
この項目に入る値は以下のようになります。
「新規」 ファイルからデータを新規に追加
「重複」 ファイルからデータを追加する際、重複チェックに引っ掛かり、追加されなかった
「手動追加」 ユーザーが手動で追加
また、重複行の色を変えるためのチェックボックスも追加したので、簡単に重複行を特定可能になりました。
以下のような利用方法を行うと便利です。
1.既存データを取り込む。
2.データが更新された新しいpmfファイルを取り込む。
3.既存データ行の非重複行は、新しいpmfファイルでは削除された可能性がある。
4.新しいpmfファイル部分での非重複行は、新規に追加されたメモリ地点である。

Ver2.5で追加された機能
「自宅に近い順に並び替」ボタンを追加しました。
その名の通り、データを自宅に近い順で並び替えます。
自宅はデータの一番上になります。
※自宅からの距離は、実際の道路の距離ではなく
緯度・経度の差分の絶対値を足した数値で比較しています。

編集データが400件を超えている場合、データの削除が必要となりますが
この機能を使うことで、自宅から遠いデータを優先的に削除し易くなります。

処理4.
実行をクリックするとファイルダイアログが開きますので、処理3で作成した(手動で作成した)
mptutil形式のファイルを選択すればトヨタナビ形式のMPT.BINを出力します。

完成したMPT.BINファイルをSDカードに書き戻し、ナビに取り込めば全て完了です。
※mptencで変換するとパスワードは「0000」になるようです。
パスワードを聞かれたら「0000」を入力してください。




編集画面の補足
データの編集時(新規追加も同じ)には、以下の画面が表示されます。
ファイルの編集 2

「識別子」「データNO」「データ種別」「PDフラグ」は編集出来ません。
「データ種別」「PDフラグ」の意味は、画面に表示されている通りです。

緯度、経度などの位置情報は「PDフラグ」の内容により、設定すべき数字が変わります。
※現在は、デフォルトの0にしか対応していません。
Ver2.3にて各測地系に対応しました。(測地系に関しては後述します)

「Googleマップで開く」 をクリックすると、設定されている座標を元に、Googleマップを表示します。
「Googleマップから変換」 をクリックすると、URL入力画面が表示されるので
GoogleマップのURLを入力すれば、自動的に座標に変換します。
(変換画面に表示される「PDタイプ」は、データのPDフラグを元に自動的に選択されていますので、通常は変更する必要はありません)
※GoogleマップURLの注意点については後述します。
「マークNO」 メモリ地点に表示したいマークを選択します。
「音NO」 メモリ地点に近付いた際に鳴らしたい音を選択します。
「方向」 方向性を持つメモリ地点にしたい場合には、255以外の数字を指定します。
※方向を指定しない場合は、255を。方向を指定する場合は、後述する数値を指定してください。
「表示フラグ」 ナビのメモリ地点のアイコン部に、登録名を表示するかしないかを設定します。
「登録名」 トヨタナビのメモリ地点の登録名を設定します。
「TEL」 トヨタナビのメモリ地点の電話番号を設定します。
「カナ名」 トヨタナビのメモリ地点の登録カナ名を設定します。
「付近名」 トヨタナビのメモリ地点の付近名を設定します。
「更新ボタン」 設定した内容をデータ一覧のデータへ更新します。

「方向の確認」 以下のウィンドウが表示されますので、方向の数値の確認が行えます。
※表示された数値は自動で入力されませんので、手動で入力してください。
Ver2.3にてOKボタン押下することで反映されるようになりました。


ファイルの編集 3

ウィンドウは半透明ですので、Googleマップなどに重ねてから、方向を確認することが出来ます。
各ボタンをクリックすると、矢印の向きが変わりますので、方向を持たせたい進行方向に矢印を向け、方向が一致した時に画面に出ている数値が、「方向」に設定する数値となります。
Ver2.3にて透明度の変更が可能になりました。
また当アプリの方向ウィンドウ以外を最小化出来るようになりました。
(方向ウィンドウを閉じれば最小化されたウィンドウは元に戻ります)



※GoogleマップURLの注意点

単純に「東京タワー」の様にマップで検索を掛けると、以下のような画面が表示されます。
(右側の地図が小さく表示されています)
この状態でリンクをクリックしURLを取得しても、URLに座標情報は含まれません。
この場合は、赤丸の部分(どちらでも可)をクリックして、地図を拡大してください。
Googleマップ1

地図拡大状態で赤丸のリンク部分をクリックすると、URLが表示されますので
上段のURLをコピーし、URL変換画面に貼り付けてください。
Googleマップ2

GoogleマップURl変換画面
GoogleマップURL変換


測地系について
mptutilにて使用可能な測地系は、以下の4つとなります。
WGS84測地系&60進表記
TOKYO測地系&60進表記
WGS84測地系&10進表記
TOKYO測地系&10進表記

トヨタのメモリ地点データは、WGS84測地系&10進表記を使用しています。
Googleマップもトヨタメモリ地点と同じでWGS84測地系&10進表記を使用しています。
(マップ上の吹き出しに表示される測地系は、WGS84測地系&60進表記です)
パナソニックナビ用のpmfファイルは、TOKYO測地系を使用しています。
mptutilがデフォルトで扱う測地系は、WGS84測地系&60進表記となります。
※mptutilで扱う測地系は、コマンドラインのオプションで指定可能で
 処理1の「出力PDタイプ」が、そのオプション指定となります。

当ツールでは、基本的にそれらの変換を内部的に行っておりますが
変換の際に(実用上は問題ないであろう)誤差が出る場合があります。


測地系について、詳しくはこちらを⇒世界測地系移行の概要


その他
方向性メモリ地点や、音声付メモリ地点のアイコンを変更してナビに登録した場合
表示や動作は一般的にうまく行くようですが、メモリ地点をSDカードに書き出した場合は
デフォルトのアイコンや音声に戻るようです。

(色々な機種での検証は出来ておりませんので、この辺りもご報告頂けると助かります)

現在、動作確認済みの機種
56系:NHDN-W56
57系:NHZN-W57 NHDA-W57G NHDT-W57D
58系:NH3N-W58 NHDT-W58 NHZA-W58G
59系:NHZN-W59G NHZT-W58 NHZA-W59G NHZA-W59

バージョンアップ情報
2009/11/03 Ver2.3にアップデートしました。
CUI側で対応している4つの測地系に対応しました。
Googleマップ関連も4つの測地系に対応しました。

2009/11/06 Ver2.4にアップデートしました。
データマージ画面にデータ取り込み時の「取込フラグ」項目を追加しました。
重複行の色を変えるためのチェックボックスを追加しました。
詳しくは処理3の項目説明をお読みください。

2009/11/18 Ver2.5にアップデートしました。
データマージ画面に「自宅に近い順に並び替」ボタンを追加しました。
詳しくは処理3の項目説明をお読みください。

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